人生の選択で正解はあるの?迷った時の心構え
悩んでいる事を決める時に、
『この選択で合ってるのかな?』と
不安に感じる事はありませんか?
私は35歳の頃..
訳あって
転職する事になりました。
A社とB社のどちらに行くか
短時間で選択を迫られ、
鼻血が出る程
悩んだことがあります。
どちらに行っても、
楽しく仕事ができそうだと
考えていました。
しかし…
「こっちが良い!」と
判断できる材料が無く、
困った…。
どちらに行くべきか。
ものすごく悩みました。
A社B社それぞれの
メリット、
デメリットを書き出したり
働いている姿をイメージして、
必死にどちらが
自分に合いそうなのかを
考えていました。
この時わたしは…
どちらかを選ぶことで、
「その後の人生が
大きく違ってくる」
そんな風に
重く受け止めて、
悩みまくっていました。
人生を左右する選択を
私は今、
しなくてはならない。
重大な決断をするのだ。
そんな風に
プレッシャーを感じていました。
この決断によって、
出会う人、
毎日の風景も違うのです。
人生が変わってしまう…。
だから
間違えてはいけない。
回答の期限が迫る中、
どうすれば良いか
分からなくなり、
頭がパンクしそうになりました。
そんな時、
母から
電話が入りました。
母とは離れて暮らしており、
会社を辞めた事も、
転職活動していることも
話していませんでした。
たまたま
別の用事で
電話をかけて来たのです。
私は良い機会なので、
会社を辞めた事、
就職先の内定が決まって
2社で悩んでいる話をしました。
すると…
うちの母は、
『そんなん…』
『どっちでもいーやん』
と、
アッサリ言ってのけました。
それまで
色々思いつめていた私は、
母の言葉に
ポカンとしました。
『…え?…』
そして母は
続けて言いました。
気になる方を選んだら?
「あれ、なんか違う」
って思ったら、
その時はまた、
他を探せば良いんじゃないの?
と。
「そんな…」
「簡単に見つからないけど…」
と返事をしながら…
私は、
この母の言葉に、
急速にフワッと心が軽くなるのを
感じました。
親元を離れて暮らしているので、
安定した会社で働いた方が
親としては安心だと思うのです。
しかし…
母は会社を辞めた事も
A社B社の事も
深く追求する事なく、
『どっちでも良いんじゃない?』
と言ったのでした。
今思っても、
その時の私にとって、
有難い言葉だったなと
思います。
母の言葉によって
冷静さを取り戻した私は、
本当は心の中で
『A社へ行きたい』
と思っていたことに
気が付きました。
重い選択だと
思い込んでいたせいで、
自分の本当の気持ちにも
気付けず、
思考能力が
下がっていたようです。
そして…
母からの電話を切った時には、
既に心が決まっていました。
あの時…
母から仮に、
『A社にしたら?』とか
『B社が良いんじゃない?』
と言われていたら…。
あの電話を切った時の
清々しさは味わえなかったと
思います。
どちらかで迷った時…。
『間違えたくない』
という気持ちに囚われると、
自分の気持ちを
見失ってしまいます。
間違えることは
誰も嫌ですよね。
リスクは排除したくなります。
そして、
安全な場所を選択して
しまいがちです。
でも…。
迷っているなら、
『やりたい』方を選ぶ方が潔い。
そんな風に思います。
間違えても
大したこと無い。
むしろ、
間違えた道で何を学ぶかも
必要な事なのでは
ないでしょうか。
そんな風に思えたら、
少し勇気を出せそうな
気がしますね。
『やりたい事』が分からなくて
選べない…
そんな時は、
ぜひ鑑定を受けてみて下さい。
あなたの頭の中を整理して、
様々な視点から
あなたの選択を助ける
アドバイスを
させて頂きます。
自分で決めたことは、
今のあなたの
『最良の選択』
なのだと思います。
人は
自分の気持ちに気付き、
その気持ちに従って行動する時、
覚悟ができるのかな、
と思います。
心で決めたことに
正解も不正解も無い。
何故なら
心はあなた自身だから。
今日も最後までお読み下さり
ありがとうございます。
日月瑛奈(たちもり えな)